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アルツハイマー病の検査と治療

●アルツハイマー病の検査
アルツハイマー病を診断するために、本人や家族から症状や生活における支障の有無などを聞きます。
そして、画像検査を行います。
早期診断のときに有効で、健康保険適用されている検査は、次の2つです。
・MRI・・・磁気によって脳の断面図がみられるものです。
脳の形、脳梗塞などを確認していきます。
・SPECT・・・放射性医薬品を静脈に注射してから、検査します。
放射性医薬品の分布から脳の中の血流を調べることができます。
●アルツハイマー病の治療
アルツハイマー病の治療法は、主に薬物療法と環境を整えることです。
日本において認めれているアルツハイマー病の治療薬は、2011年6月現在で4種類あります。
アルツハイマー病を完全に治す薬ではなく、進行を遅らせたり、一時的に症状を改善したりという効果が期待できる薬です。
主に使われてきた薬は「ドネペジル」という薬です。
そして、「ガランタミン」「リバスチグミン」「メマンチン」という薬が認められています。
「リバスチグミン」は貼り薬です。
他の薬は全てのみ薬となっています。
アルツハイマー病は、神経細胞が減少してしまうため、情報伝達が低下してしまいます。
そこで、情報伝達をスムーズに行えるようにするのがコリンエステラーゼ阻害薬の「ドネペジル」「ガランタミン」「リバスチグミン」です。
「メマンチン」は、NMDA受容体拮抗薬というもので、神経の伝達物質がくっつくための受容体に働きかけます。
すると、神経細胞の働きが低くなるのを防ぐ効果があります。
アルツハイマー病の症状が軽度から重度の場合は、「ドネペジル」、軽度から中等度の場合は「ガランタミン」「リバスチグミン」、中等度から重度の場合「メマンチン」が使用されます。
これらの薬を併用して使うこともあります。
また、薬物療法だけでなく、暮らす環境も整える必要があります。
適度な運動や社会的な活動に参加することもおすすめです。

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